7月の御挨拶2011年7月30日

7月も残すはあと2日となりました。大型台風が過ぎて7月25日より日射しが今までと違ってきました。アスファルトをめがけ、カチンカチンと音がするような強い照りつけ具合で、わずかな距離でも汗がにじみます。出社するだけの事で、既にビショビショ・・・、皆同じですから我慢をして頑張らなければいけません。急にその頃(7/25)から蝉の声が一段とかん高く聞こえ今年は何だか数が多く、私には感じられますが、如何ですか―。大切に育てていたネギ、ピーマン、唐辛子その他の鉢物は、朝の水撒きぐらいではこの暑さに耐えきれなかったのでしょう姿を消していく物が出始め残念ですー。まだまだトマトは生き延びて毎日、大小の実をつけて唯一の楽しみを残してくれています。「さるすべり」の木だけが薄紫の花をつけ、狭い淋しい庭をなんとか秋までの希望をつなげてくれそうです。 あ、そうそう、毎朝の床漬けの壷を混ぜますが、その最初の手を入れた時の壷の中の暖かみでその日の暑さ加減がわかります。むっと暑く(熱く)感じて混ぜる日は、間違いなく1日暑い日に、心地よい温度の時は(手を入れた感じ)、少し風もあり、涼しさを感じる一日です。朝食のお漬物をあげる際のこの動きで私は感じ取り、なるべく何度となく、よくそこからかき混ぜ、美味しくなれー、美味しくなぁれと混ぜています。この暑さで水物が多くなり、梅干し、ラッキョウ、お漬物は欠かす事が出来ませんネ。食欲増進のため、ピリ辛、ニンニクも取り入れ「夏を乗り切るぞ!」と気力で頑張るつもりです―。去年の今頃は病院のベッドの上で大変でしたが、毎日汗をかきながらでも、会社に出て皆さんと働かれることを感謝 感謝。本当にうれしい事です。 皆様も、体に良いものを食べて、乗り切ってください!!☆ 遅くなりましたが、今年もラッキョウを漬けました。  これからは「瓜」を奈良漬け風に漬けるつもりです。                          by 女将 清子より

文月の御挨拶2011年7月10日

暑中御見舞い申し上げます。7月です。 暑さと日射しが違ってきましたネ。私が子供の頃は、夕立の雨によく遭ったものです。学校帰りが多く、水浸しの姿で我が家へと急いだ事を思い出します。6月の梅雨明けの声を聞き、今年は早い事だと感心していましたが―。どっこい、6月末よりこの処、どしゃ降りの雨足で油断が出来ません。折り畳みの傘が離されませんネ。この雨で喜ばしい事では、今年のプランター植えのミニトマトが、幾分か実が大きく育ち、甘いし、皮もそれ程堅くなく、毎朝の摘みとりが楽しみです。6~7個は、赤・黄のトマトの収穫が出来ます。料理に使い切れず残った里芋を鉢植えにした処、これも立派に育ち、水々しい大きな葉をつけ、水滴を葉の上にコロコロと乗せており、なんとも懐かしいやら、嬉しいやらで…一人でみるのが惜しい気持ちでこのページに書いてみました。暑くて疲れ気味な時は、主人のブランデーを少しばかり拝借して干しブドウをコーヒーの空き瓶に漬けております。ガラスの器に小分けして摘まんでみたり、ホットケーキの中にいれてみたり・・・いろいろと楽しんでおります。あっ、それから、山椒の実を醤油・みりん・酒・砂糖で煮詰めて佃煮を作り、昆布、椎茸の佃煮の中にもこの山椒の実を入れて、口の中がピリピリとします。ですが、歯応えプチプチで、私好みのおつまみが出来、知人にもお裾分けをして食べてもらっております。 いつも食べる話題になりますが、毎日深刻な事ばかりが目・耳に入ってきますので、少しの時間、罪の無い、他愛ない話に花を咲かせております。今年の夏は、一日一日この暑さにめげず、工夫をして過ごしたいものです。皆様もお元気でお過ごしくださいませ。   観山荘別館が毎夏皆様へプレゼントをしている「手作りうちわ」が大人気です。 涼しさを呼んでおりますヨ By 女将 清子より