霜月の御挨拶2013年11月19日

   11月に入り、急に不順な天候が続いております。朝・夕の温度差を感じ、服装にも気を遣いますね。今月に入り、当店も忘年会のお電話が立てこみ、忙しくなり始めました。どことなく声にも張りが出て、少し早口言葉になっている様に思えますが、忙しいながらも、喜んで働いております。あと1か月近くで年の瀬です。良いしめくくりが出来ますように、一丸となって皆様に喜んで頂けます様、充分に注意をして、気配り・目配りを心掛け、毎日を大切に励んでおります。11月は結婚式・七五三シーズンで、加えて叙勲等のほか、誕生・退職御法要等々、本当にたくさんの方々に御来店頂き、帰り際に「美味しくて楽しいひと時だった」とお言葉を戴き、私共もご一緒に喜ばせて頂いております。お姿や車が見えなくなるまでお見送りをさせて頂きますが、しばらく私達の心の中に「名残をとどめ」玄関に戻りながら思い出しては再度「良かった」・・・と温かい気持ちを抱きつつも、気持ちを切り換えて再び仕事に入ります。いくらバタバタと忙しく仕事をしても、この喜びを味わい、この感動をその都度々に頂いているので、毎日頑張ってやれるのだと思います。注意して下さったり、いろいろとお客様に教えて頂く事があります。これもまた、とても有り難く感謝いたしております。よい季節になりました。仕事面では、全ての食材が美味しさを増してきます。もっともっと寒くなれば、野菜は柔らかく、甘みを含み、魚は脂がのり、本当に楽しみな季節になります。先日は、キャベツの一夜漬けを作り、唐辛子を多めに入れ、昆布の甘みで新米の御飯が一杯では終われません。キャベツの香りと甘味と歯ごたえで、来る白菜漬けの時期まで出来るまで食べ続けます。床漬けは混ぜるだけでしばらくはお休みです。夏に漬けた奈良漬けもあり、せわしく食べ分けております。どれも目分量でしておりますが、自分で言ってはなんですがー主人をはじめ姉などが褒めてくれるので、調子に乗って作ります。白菜がまだ々高値ですね。安値になる日を待って、ドーンと漬け、又分けてあげたいと楽しみにしているところです。 スカーフ1枚でも随分と寒さを凌げますね。風邪などひかぬ様、ご注意くださいませ。by  女将 清子