2007年02月14日

桃の節句

今年は暖冬のせいで「春が来るのが待ち遠しい」なんて思うこともないような今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

寒さに滅法弱い私などは、「今年は暖かくて良かった」などとお気楽な感じなのですが(ホントに弱いんです、できれば常夏の島に移住したいくらい寒い
のがキライなんです!)世の中ではこの暖冬のせいでかなりの痛手を負ったところも多いのでは(スキー場や鍋物専門店など)と他人事ながら心配になってしま
います。

いくら寒さに弱い私でもそう考えるとやっぱり冬は冬らしく、夏は夏らしくあるべきなのが良いのだなぁと思います。
農作物に影響があっても困りますし、ノロウィルスの猛威も暖冬のせいで海水の温度が高かったからだといわれてますし、南極の氷が溶けて大津波が発生しちゃったりしたらシャレになりませんもんね。

yukinohi.jpg

今月、唯一冬らしかった日の思い出

いつの間にやら春、ということで来月は桃の節句です。

実は私にも娘が2人いて、毎年この時期になると「雛飾り出さなきゃな」と思うのですがなかなかどうして面倒くさいんですこれが。
第一、押入れの奥の方から取り出してやっとの思いで飾ったかと思うと程なくしてまた片付けなければならないのです。
というわけで今年もまだ雛飾りは押入れの奥で眠ってます。起こすのも可哀想だからこのまま寝かせておこうかな・・・。

でも初節句のお祝いのご家庭ではそういう訳にはまいりません。
私も初節句の時には気合を入れて飾ったものです。(何をどう気合を入れるんだか・・・)

桜坂観山荘では今年、初節句を迎えるお子様がいらっしゃるご家族のために3月は「桃香膳(ももかぜん)」という献立をご用意いたしました。

yayoi.jpg

【桃香膳】7,350円(税込)

春の山菜や旬のお魚など、もちろん節句のお祝いのお客様以外にも目と舌で春の訪れを感じて頂けるのではないかと思います。

 先付 自家製抹茶笹豆腐
 小鉢 春野菜三杯酢お浸し
 吸物 蛤真丈清汁仕立て 
 刺身 天然鯛、中トロ、ミル貝の盛合せ
 焼物 的鯛有馬煮と鶏ミンチだるま焼
 蓋物 菱形芋かぶせ大根(桜葉餡)
 油物 春山菜天婦羅(梅塩)
 酢物 春菊と赤貝の土佐酢掛
 御飯 雛寿司
 留椀 豆腐と京三つ葉の味噌汁
 果物 三宝柑、苺

 ※仕入の関係で若干の変更があることがございます。

2007年02月01日

節分

今日は昼間に雪もちらつき、ちょっと冬らしくなってきた感もありますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

今週末2/3(土)は節分です。

setsubun1.jpg

節分とは季節を分けるという意味があるそうで、昔は季節の節目(立春・立夏・立秋・立冬の前日)ごとに行われていた年中行事だったそうですが近代では立春の前日のみに行う所が多いようです。

setsubun3.jpg

季節の変わり目には邪気(鬼)が生じるといわれ、それを追い払う意味で豆撒きをするようになったとか。
撒かれた豆は自分の年齢(数え年)の数だけ食べ、歳の数より1つ多く食べると体が丈夫になるといわれております。

通常は炒った大豆を撒くので私の年齢(40チョイ前)でもその数の豆を食べることに支障はないと思いますが、家庭によっては落花生などを撒くところもあるそうで、「そうなるとカロリー高くて辛そうだなぁ」などと勝手に想像してしまいます。

setsubun2.jpg

国産大豆100%

近年では恵方巻を食べるという習慣も全国的に広まっており、その年の恵方(歳徳神の在する方位、今年は北北西です。)に向かって鬼の金棒に見立てた巻き寿司をまるかぶりします。
食べる時には願い事を思い浮かべながら無言で食するそうです。

想像してみるとみんなが同一方向に向かって無言で巻寿司を食べている風景というのはかなり笑えます。

最近の記事一覧

カテゴリー

月別アーカイブ

  • 店舗のご案内

    桜坂観山荘

    〒810-0031 福岡市中央区谷1-3-20

    TEL:092-721-5588(予約受付9:00~21:00) / FAX:092-721-0770

    営業時間:11:30~21:30 (CL)

  • 桜坂観山荘は桜坂の高台にたたずむモダン和風な近代料亭です。社用の接待や新年会、歓送迎会などの宴会や慶事、法事、さらに結納、婚礼まで。季節の懐石料理をお楽しみいただけます。