2017年10月12日

観山寄席、第一夜レポート

いやー昨日も笑わせていただきました。満員御礼90名近いお客様も
身体をよじりながら笑ってました。

一席目は、元力士という師匠にしかできない角界の裏話から
「稲川」へ。
この噺は大阪相撲の稲川という力士が主人公。江戸へ出て来ましたが、
十日間全勝をしても贔屓(ひいき)が出来ません。
もう大阪へ帰ろうかと考えているところへ、
汚い乞食が現れて蕎麦をおごるから食べてくれという。

 「大名でも乞食でも贔屓に変わりはない。
儂の贔屓と言うならば喜んでいただきます」と快く蕎麦を食べますと、
乞食の合図で大勢が酒肴を運び込んでくる。
自分は実は河岸の新井屋と言い、大阪見物の折り稲川に惚れ込み、
江戸へ来たから贔屓にしようと思っていたと話す。

とまあ、なんとも気持ちの良い噺。この涼風のような人情噺を

足の大きさ29.5㎝という師匠が話すから、

主人公の相撲取りのリアルなこと。結構な一席でした。

 

中入りを挟んで二席目は、大爆笑の「胴切り」
辻斬りを試そうと名刀を手に入れた武士。普段ボーとしてる
町人を真っ二つに切った。しかしこの町人。ボーとしてる
せいか、切られても最初は気づかず、
わかった後も胴と足は別々だけど元気。
そこで仲間の兄貴が胴体は風呂屋の番台へ、
足はこんにゃくやでずっとこんにゃくを踏み続けるという仕事を与えた。
別々に元気に仕事をする胴体と足。さてその落ちは?

なんていう落語らしいシュールでバカバカしい一席。

90名が一斉にどっと笑う中にいる幸せ。

さあ、今日は小倉観山荘別館での二夜目。
おかげでお客様はいっぱいです。

 

 

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