別館の庭から
つい先日まで桜が賑わっていたのですが、
本日の別館の庭は -。
桜に代わって現在は「ツツジの世界」に。
ご存知でした? ツツジにたくさんの種類があるということを!
別館の庭だけでも、5種のツツジをご覧いただけます。
「淀川(ヨドカワ)」一般的なツツジです。よく道路でみかけますね。
「今猩々(イマショウジョウ)・宮城野(ミヤギノ)・若楓(ワカカエデ)・裾濃の糸(スソゴノイト)」
↑ 久留米ツツジの仲間です。
えぇ。写真では3種のみ。
別館の「裾濃の糸」は、恥ずかしがりやで一室からしか・・・
実際にお庭に降りてご覧ください。
夕方ライトアップされると、
「今猩々」の鮮やかな赤色が一段と華やかに!
By Schweinchen
五味・五色・五法・・・五月お勧めコース
先月、『和食の極み~第一回日本料理コンペティション~』
という番組を観ました。それを観ながら思い出したのが、
「赤い食べ物は体の血や肉をつくり~」という先生の言葉。
皆様もそう習った記憶ありませんか?
それが日本に古くからある和食の基本
「五味五色五法」を、生徒にわかりやすく
翻訳したものだということを知りました。
ルーツは・・・
古代中国の陰陽五行思想にあるとのこと。
これまた、学校で習いましたよね。
この思想や、薬食同源の考え方が日本に伝わり、
独自にアレンジされて「五味五色五法」という
和食の定式となったのだそうです。
バランスよく! 頭では分かるのですが
自分のお弁当を開いたとき…。
偏った色ばかりです ~ 反省 ~。
さて、この定式。けして作り手だけにはとどまらないのです。
これを意識してお食事をいただいてみてください。
五感をフルに使って味わうと新しい発見があるかも。
観山荘別館は、定式+? をご用意いたしております。
さて、今回は、来月(5月)のお勧めコースのご案内。
前菜 季節の物
小鍋 活鱧ちり鍋仕立て
鱧と昆布の取り合わせは、
大変上品な味に仕上がります。
切り身魚を煮るとチリチリと縮まるところから
名づけられたちり鍋仕立てでご用意いたします。
造里 平目紫陽花造里 針魚藤造里 玄ちゃん鯵 芽物一式
蝶も舞い降り・・・。
※ 特に刺身は、天候により急遽食材が変更となること
がございます。ご了承ください。
焼物 穴子・甘鯛蓮根包み
蓋物 北海ムース 一文字芽葱 あやめ麩 もろこしあん
台物 鰆とせりの磯辺揚げ
セリと磯の絶妙な香りのバランスとともに!
色彩を大切にする和食では、別格扱いされない
ちょっと可愛そうな地位にある鰆。でも、
「サワラの刺身で皿をなめた」といわれるくらい、
抜群の味を出す鰆。
春から初夏にかけてよくとれるので、
春告げ魚=「鰆」という漢字になったそうです。
個人的には、魚ヘンがつく漢字で一番好きです。
止肴 小倉牛ロース冷しゃぶサラダ
食事 三色巻寿司 錦糸 信田 青高菜
留椀 白味噌仕立て
水物 抹茶プリン と 季節のフルーツ
甘味 蒸陶饅頭
※ 天候・市場により内容が変更することがございます。
予めご了承くださいませ。
By Schweinchen