9月のお勧め料理 ”モグモグ通信” ⑰
皆さん、こんにちは。
少しずつ、秋の気配を感じるようになりましたが、
まだまだ暑い日が続いておりますね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今月のお料理をご紹介いたします
・ 前菜
紅葉が入って秋を感じさせる前菜となっております。
・ 吸物 菊水仕立て
重陽ということで、菊の花びらがとても鮮やかです。
季節感を楽しみながら、じっくり ご堪能下さい。
・ 焼物 秋刀魚照焼き
サンマの由来については、2つの有力な説があるということです。
一つは、「サ(狭い、細い)」に起源があるとして「細長い魚」を意味する古称「サマナ(狭真魚)」が
「サマ」-「サンマ」と変化したとする説、
一つは、大群をなして泳ぐ習性を持つことから「大きな群れ」を意味する「サワ(沢)」と
「魚」を意味する「マ」からなる「サワンマ」が語源となったという説、があるそうです。
秋の秋刀魚は脂肪分が多く美味であり、特に塩焼きが日本の「秋の味覚」の
代表とも呼ばれます。新鮮なものは、はらわたが美味しいですよね~。
栄養成分も豊富で、EPAやDHAは有名ですね。血液をさらさらにしたり、悪玉コレステロールを
減らす効果があるので、脳血栓や心筋梗塞、動脈硬化などになりにくくなります。
DHAは頭が良くなるということで、お子様には是非オススメですね
<生の秋刀魚の鮮度の見極め方情報>
■ 尾を持ち、サンマの頭を上に向けた時、体が曲がらずにできるだけ
まっすぐに立つもの
■ 目が濁っていないもの
■ 口先がほんのり黄色いこと
以上をご参考にして下さい。
・ 変り鉢 合鴨ロース
合鴨は、マガモとアヒルの交雑交配種のことです。
鴨肉はイメージとして、しっかりとした肉質のイメージがありますが、合鴨肉は鴨肉に
比べると、一般に脂身が多く、癖もなくて、とても柔らかいです。
・ 蓋物 南瓜万十
こちらは女性の好きな南瓜を使った一品です。外はカリッとしていて、
中はしっとりしてとても美味しいです。
カボチャの名前の由来は、国のカンボジアからきています。
カボチャは、ポルトガル人がカンボジアの産物として日本に伝えたことから、
カンボジアがなまって、「カボチャ」と呼ばれるようになったということです。
カボチャを呼ぶ時は、是非、このことを思い出してみてください。
カボチャといえば、代表的な緑黄色野菜でビタミン類が豊富に含まれています。
そんなカボチャはとても美味しいのですが、調理をする時、包丁で切るのにとても苦労することが
皆さんよくあることだと思います。そんな時には電子レンジで加熱してから切るとよいのですヨ。
是非、試してみましょう!!
・ 揚物 カマスと長芋の洋風天婦羅
洋風天婦羅ということで、ちょっと変わった味付けになっております。
若い方には喜ばれるかもしれません。食べ応えのある一品です。
カマスについては、前回記述しましたので、今回は、長芋のご紹介です。
長芋は、栄養価が高く、コクのある独特の風味を持った健康野菜です。
長芋は古くから「山うなぎ」と言われるほど、滋養強壮によい食べ物で、
漢方にも使われているそうです。
たくさんある栄養素の中で、長芋独特のぬめりについて、「ムチン」という成分が
けっこう知られていると思いますが、この「ムチン」は、細胞を活性化させる働きがあり、
新陳代謝が促進され、老化の予防や肌荒れ、疲労回復、便秘の改善、ダイエットなどに
効果的なのです。他にも、おくらや納豆など、ネバネバ食材は美味しいし、とても体に良いので
積極的に食べましょう
・ 酢物 鯵昆布〆
お口直しにさっぱりと頂けます。
・ ご飯 鶏と木ノ子飯
木ノ子を使った料理が出てくると、本当に秋を感じますね~。
鶏の出汁も出ているので、皆の好きな炊込みご飯は
何杯でもいけちゃいますよ
これから、美味しい食材がたくさん出てきます。「食欲の秋」ですから、
体重が増えることはあまり気にしないで、しっかり食べましょう!!