忘年会の起源は?
そろそろ忘年会の季節ですね。でも、こういった宴はいつ頃
始まったものなんだろう?
ふと気になって調べてみました。
諸説はいろいろあるみたいですが、そのルーツは鎌倉時代もし
くは室町時代にまでさかのぼるようです。
『年忘れ』と呼ばれるたこの会は連歌を読むのが目的で、どうも現在行われている忘年会には程遠いものでした。
現在の忘年会に近くなったのは江戸時代で、一般庶民が一年間の憂さを晴らすために親しい者が年末に酒を酌み交わすようになったのがルーツです。
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一方、武士は『新年会』は開いたが『忘年会』は開かず、これで町民との身分の違いを見せたとか。
今 のような『忘年会』が年中行事化したのは明治時代、故郷に帰らず、東京に居残っていた学生と官僚が始めたとか。学生は年の初めは故郷に帰るので年始は集ま りにくい、官僚はボーナスが出て懐が温まっているところに御用納めが入り、それならついでに飲もうというのが忘年会の初めだったそうです。
ちなみに坪内逍遙の小説『忘年会』の中の一節に、学生たちの忘年会の様子が「声高な議論と沸くような笑い声、歌舞音曲に、お酌をする芸妓、そして何よりも大酒」と描かれています。
観山荘別館ではただ今、忘年会の予約を受け付けています。
少人数の個室から120名様の大広間まで部屋はもちろん、
いろんなプランをご用意しています。
どうぞ今年の忘年会は、観山荘別館をお選びください。
見ないと損です!ナオユキ・コメディライブ
観山寄席のプロデューサーをやらせてもらってる高坂圭です。
落語を始めお笑いの仕事を始めてはや十数年になりますが、
いま僕が一番おすすめの芸人さんが、今回観山荘にやってきます。
その名も「ナオユキ」さんです。
彼は2011年のR-1グランプリのファイナリストしても活躍
した方ですが、僕はテレビで初めてナオユキさんの芸を見て衝撃
を受けました。
ブルースのような声で、酒場のおっさんやおばさん、おねえちゃん
たちのバカさ加減を、訥々と語るぼやき風の漫談が持ち味なのですが
なぜか笑ったあとにじんとくるような爽やかさが、ナオユキさんの
芸にはあるのです。
僕もこれまでずいぶんといろんな芸人さんに会ってきましたが、こ
んな芸に出会ったのは初めてでした。
席にまだ余裕があるようなので、皆さんぜひこの機会に、彼の漫談を
ご覧ください。
お笑い好きの方ならきっと満足いただけるはずです。
ナオユキ・コメディライブ。
これは見ないと、ほんと損ですよ。
ナオユキ・コメディライブ IN 観山荘別館
10月15日(木) 午後7時開演
料金 6000円(ツードリンク+食事 税サ込)
詳しくはこちらをご覧ください。