2015年11月30日
ふぐの俳句
この時期になると、ふぐで一杯なんて贅沢をしたくなりますよね。
ところでふぐは冬の季語になっていて、古くから俳人がふぐに関
する句を詠んでいます。
今日はその中からいくつかご紹介します。
あら何ともなきや きのふは過ぎて ふくと汁(松尾芭蕉)
河豚汁や 鯛もあるのに 無分別(松尾芭蕉)
河豚食わぬ 奴には見せな 不二(富士)の山(小林一茶)
五十にて 河豚の味を 知る夜かな(小林一茶)
どうやら、芭蕉も一茶もふぐが大好きだったようですね。
観山荘のふぐコースを食べてもらい、一句詠んでもらいたかったな。
どうぞ皆さんも、選りすぐりのふぐコースをぜひご賞味ください。