クイズ七十二候!「款冬華さく」、読めますか?
ふきのとう花咲くと読みます。
文字通り蕗の花が咲き始めるころという意味で、
およそ1月10日から24日ごろを指します。
ふきのとうはご存知のように花咲く前のつぼみ。
ほろっとした苦味は春の味です。
さて、新しい春の味といえば、観山荘恒例の美食フェアが
今年もスタートしました。
とらふぐと黒あわびと小倉牛という新春にふさわしい
選りすぐりの食材を贅沢な懐石料理で供します。
2月29日までの限定料理です。
ぜひご賞味ください。
睦月献立より、料理のことば
今年初の料理のことば、です。
睦月献立より、ご紹介します。
1万5千円コースより、「鯛かぶら蒸し」とは。
すりおろしたかぶを、鯛など白身魚の切り身の
上にのせて蒸した料理です。
1万5千円コースより、「鮑と新筍松前焼」とは。
北海道松前藩を意味し、北海道の名産である昆布
をさす言葉に転じました。
つまり松前とは昆布のことであり、また昆布を用い
た料理の名称です。
1万5千円コースより、「虎河豚白子玉地寄せ」とは。
小田巻きや空也蒸しなど蒸し物の地で、だし汁と卵液
を合わせて調味した汁のことです。
7千円コースより、「公魚木の芽揚げ」とは。
わかさぎのことです。江戸時代に将軍(公儀)
に献上されていたことからこの字になったそうです。
7千円コースより、「姫慈姑」とは。
大阪で生産されているくわいです。口当たりのよい
緻密な肉質で、くわいの中では一番食味がよいとされて
います。小粒なのでこう呼ばれています。
7千円コースより、「紅ずわい蟹東寺揚げ」とは。
ゆばを用いた揚げ物のことです。京都の「東寺」と
いうお寺でゆばが作られていたことから名付けられました。
5千円コースより、「赤魚柚庵焼き」とは。
江戸時代の茶人,北村祐庵が創案したことからこう呼ばれる
ようになったそうです。
ユズの香りをつけたタレに、漬けて焼いた魚の焼き物の
ことです。
コースについての詳細はこちらをご覧ください。
新年あけましておめでとうございます
旧年中は本当にお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いします。
今年の干支は申ですが、実はこの文字、草木が茂り
果実が成熟していく様子を描いたものだそうです。
皆様の一年が実りあるものになりますよう
スタッフ一同心より、お祈りいたします。
さて実りといえば、今年も皆さんに大いに笑って
いただこうと、観山寄席を企画いたしました。
有難いことに桜坂観山荘は満員御礼となりましたが、
別館はまだ少し余裕があります(笑)。
北九州の方はもちろんのこと、桜坂でチケットが
取れなかったという方は、これを機会に小倉・観山荘別館まで
足を運んでいただくと、望外の喜びです。
皆様のお越しをお待ちしています。