勘違いしやすい日本語その1 「敷居が高い」
「文化庁国語課の勘違いしやすい日本語」と
いう本を今読んでるんですが、これがなかなか
タメになるのでブログでも紹介します。
まず、「敷居が高い」という言葉、皆さんは
どういう意味だと思いますか?
僕は、「高級すぎて上品すぎて入りにくい」と
いうニュアンスで使ってました。
観山荘もよくいわれます。
普段使いするにはちょっと敷居が高いよね、なんて。
でも本来の意味は違ってたんです。
明治の文学作品、岩野泡鳴の「恥溺(たんでき)」
によると、こう書かれています。
”初めは井筒屋のお得意であったが、借金が嵩んで
敷居が高くなるに従ってかのうなぎ屋の常客となった”
そうなんです。
本来、「敷居が高い」とは不義理なことや面目の立たない
ことがあって、その人の家に行きにくいという意味
だったのです。
広辞苑調でべてみると、確かに不義理または面目ない
ことがあって
その人の家に行きにくい、とありました。
こんな勘違いしやすい日本語、これからも時々紹介していきますね。
梅雨入りしました
北部九州は梅雨入りしましたね
みなさま、雨ふりをどうお過ごしですか?
観山荘別館では、旬の食材をお楽しみいただけると同時に
季節ごとの花々もお楽しみいただけます。
梅雨といえば…
そう、紫陽花ですよね?
雨に濡れた鮮やかな紫陽花も素敵ですが、
この写真の紫陽花の淡いグラデーションも、可愛くて珍しいと思いませんか?
美味しい季節の御料理と、綺麗な花々がお客様をお待ちしています。
観山荘別館
「板貝割」ご存知ですか?
観山荘別館では、旬の食材をお客様に楽しんでいただくために、毎月様々な食材を取り入れております。今月は、「板貝割」という食材を使っているのですが、その昔、板貝割は和食向けの高級つまもの食材だったことをご存知の方は少ないのではないでしょうか?
スーパーで見かける貝割大根とは違い、木の板に寝かせるようにきれいに敷き詰められた板貝割は、上品な和食のおもてなしの心を映し出しているようです。
市場に数多く出回る機会が少ない「板貝割」。辛みのある板貝割は、しゃぶしゃぶした小倉牛に包んで召し上がると絶品です。是非ご賞味下さい。