2016年01月07日

睦月献立より、料理のことば

今年初の料理のことば、です。

睦月献立より、ご紹介します。

 

1万5千円コースより、「鯛かぶら蒸し」とは。

すりおろしたかぶを、鯛など白身魚の切り身の

上にのせて蒸した料理です。

 

1万5千円コースより、「鮑と新筍松前焼」とは。

北海道松前藩を意味し、北海道の名産である昆布

をさす言葉に転じました。

つまり松前とは昆布のことであり、また昆布を用い

た料理の名称です。

 

1万5千円コースより、「虎河豚白子玉地寄せ」とは。

小田巻きや空也蒸しなど蒸し物の地で、だし汁と卵液

を合わせて調味した汁のことです。

 

201601-15000

7千円コースより、「公魚木の芽揚げ」とは。

わかさぎのことです。江戸時代に将軍(公儀)

に献上されていたことからこの字になったそうです。

 

7千円コースより、「姫慈姑」とは。

大阪で生産されているくわいです。口当たりのよい

緻密な肉質で、くわいの中では一番食味がよいとされて

います。小粒なのでこう呼ばれています。

 

7千円コースより、「紅ずわい蟹東寺揚げ」とは。

ゆばを用いた揚げ物のことです。京都の「東寺」と

いうお寺でゆばが作られていたことから名付けられました。

7000[1]

5千円コースより、「赤魚柚庵焼き」とは。

江戸時代の茶人,北村祐庵が創案したことからこう呼ばれる

ようになったそうです。

ユズの香りをつけたタレに、漬けて焼いた魚の焼き物の

ことです。

5000[1]

コースについての詳細はこちらをご覧ください。

www.kanzan.net/bekkan/menu/

 

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