6月の御挨拶
皆さんも子供さんやお孫さん達の運動会等で5月末から6月初めにかけて嬉しい忙しさを感じておられるのではありませんか―。 今日は歩きながら1人で笑ってしまいました。今思い出しても恥ずかしい気持ちがしてきます。 私は今、歯科通いをしているのですが、南区の農事センター近くですので、ついつい農事センターへ寄り道をし、何がしか(野菜・花・樹等こりずに)― 買ってしまいます。なにせ、ゴチャゴチャとした狭い庭なので「ダメよ!」と自分に言い聞かせるのですが、見ればもう買わずにはおれません…。先日買い求めたナデシコ・ゴールド・しし唐もうまく育たず、消えていくので淋しいやら・・・残念です。そのお陰で又、新しい物を植える事が出来ているのですがー。早めに農事センターへ行ける時は、近辺の農家の方々がお野菜やみかん等を促売しているので形は大小ありますが、新鮮なお野菜が求められ楽しみなのです。 そんな道中での出来事です。センター傍の川で時々ですが“白鷺”が小魚を持っている姿を目にする事ができ、足を止めてしまいます。今日はそんな日でしたが、それにプラス可笑しな光景を目にしました。川の中に投げ込まれた自転車のサドルの上に、大中小の3匹の亀が甲羅干しをしている姿がなんとも可笑しく―。川の中では大小の小魚が群れをなしてあっちへサーッ、こっちへサーッと、泳いでいるのを横目で見ながら、知らぬ振りして‘我関せず’の体制でのんびりと甲羅干しをしている様子はなんとも可笑しくて1人で笑ってしまいました!久しぶりです。こんな光景を目にして可笑しくて々―誰かに話たくなりました。 別の話ですが、先日主人と山歩きをしていると子供の猪5匹をみつけてびっくり!でも、前後を歩いている方達は「春先から毎日のように出るのよ」と言っていました。足立山はまだまだ自然の残った場所なのだと変な感心をしました。 食べ物の話題では、野菜類がとても美味しいですね。新玉ねぎ・新キャベツもしっかり食べ、旬の味を楽しみました。そして、なんといってもこれからは「床漬け」の美味しい季節です。ミョウガ・新ショウガ・新山椒の実・・・香りのきつい物ですが、冬の間に入れておいた柚子の香りが薄くなる頃です。しっかり混ぜ、塩・赤唐辛子・新しいぬか・出汁昆布を入れ込むと私は自分でも惚れこむほどの、床の香りがちょっぴり自慢です。 先日は46年来の友人が泊りがけで我家へ来てくれました。小倉のぬか味噌煮(糂汰煮)を小イワシで作り食べてもらったところ、懐かしさと美味しさに大変喜んでもらいました。褒められるとすぐにも木に登るほうですので帰りには床を、私と半分々に分けてあげました。今日は気になり電話をしたところ、沢山の食材を漬け込みしっかりかき混ぜているそうです。負けられません。私も心して底からしっかりかき混ぜますヨ。私は以前教えてもらった生大豆を床に入れています。優しい甘みが感じられ、床煮をした時もショウガ等と一緒に大豆も食べ、混ぜる度に友を思い出し、味比べのときを密かに待っている今日この頃です。楽しみな反面、留守が出来なくなりそうです―。 話が長くなりすみません―。ではまた、お目にかかります。 女将より