11月の御挨拶2014年11月18日

 皆様お元気ですか?11月に入り、朝・夕の温度差で周りには風邪引きさんが目立ち始めました。先日(10月28日)友人が誘ってくださり、秋月まで出掛けて参りました。紅葉にはまだ早い様で残念でしたが、畑には黄金色をしてしっかり実った大豆がずらっと広がっていました。間もなく刈り取られることでしょう。平日だったので人通りも少なく、お土産屋さんも1/3程度でゆったりとしていたのですが、何となく淋しいものを感じました。秋月は葛が有名なので、葛・蕎麦・団子とお店の方に訪ね、全て食べ満喫しました。道々では、両手に持てぬ程の杏・柿・芋・豆・唐辛子・漬物・野菜・最後には酵母菌のパンまで買い込み、駐車場まで頑張り、二人して互いの姿に笑ってしまいました。幾つになっても我慢できずに、見る物々買ってしまう姿―。「変わらないネ」と言って顔を見合わせて又もや大きな声で笑い、すっきりした心持ちになり、満足満足― これでしばらくは元気で仕事が出来そうです。帰りには、沢山買ったので、お店の方が“彼岸花”の球根を5~6個掘って分けてくださり、喜んで持ち帰り、早速大きめの鉢に植えました。これは私が責任を持って育て、来年の時期には友に分けてあげる約束をしております。お互い結婚以来、仕事をして参りましたので、今回のような小旅行でも大きな幸福感を味わい、又一つ思い出づくりが出来ました―。田舎の方が漬けたお漬物(粕漬)は、絶品で、もっと沢山買って来ればよかったとつくづく残念です。「おじいさんが、元がかかっているから美味しいに決まっている」などと、自慢の漬物。次回には、人に分けてあげられる程買ってきますヨ。何度も書く様ですが、目につく物目につく物を買い求め、指の先がビニール袋の紐で白くなる程―想像しただけでも欲張り―、でも、楽しい1日でした。帰りは、途中温泉にでも、と計画をしていましたが、車の中で例のパンを食べ、おしゃべりをしていたら、いつの間にやら自宅に着き、次回の約束をして別れました。たまには全て忘れて自分の為に使う時間があってもよいのではないかなぁと、感謝しつつ思ったりもしました。私の体調が本調子ではありませんが、優しく外へ連れ出してくれます。いつもあれこれと気遣ってくださり、考えてみると丁度50年来の友です。高校生の時からですので、何がピッタリ合ったのか、馬が合うというか・・・いつもベッタリではないのですが、思う気持ちがしっくりいっております。まるで姉妹の様で、本音で語り合うことのできる仲です。帰ってきて何日かは忙しくて仕事に追われましたが、日が経つにつれ、あの日の事が思い出され、あの数時間は学生時代の気分で話し込み、私達2人共、子供は男の子ばかりだったので、今はその息子たちがそれぞれ家庭を持ち、しっかりとパパをしているネ―、又、私達も「オバアチャン」をしっかりやっているネ等と、共通の話題が次から次から~と話が尽きません。ところどころで主人の話も出ましたが、自分たちの健康と食事、又、今だからこそ出来る楽しみを早くみつけてそれを早く実行に移そうネ。と話しました。なぜか気が焦ります。年の性でしょうか、それともやっと自由な時間が持てる様になったからでしょうか、私には判りません・・・・今も電話のベルが鳴ると友かしら?と笑顔になります。 皆さんもきっと楽しくされている事でしょう。                    by 女将清子より