2009年4月アーカイブ2009年4月20日

4月初めまで、桜の花は何とか持ちこたえ、私達を堪能させてくれました。 今年も4月4日、祖先の神社祭に家族で出席して参りました。山鹿の蒲生池の側で御神楽も舞ってもらい、盛大に催されました。今年は残念ながら両親は欠席でしたが、私達親子、孫まで参加でき、神社祭が地域の方々に大事にされている事に感謝して参りました。この貯池は今から155年前に、祖先であります遠山弥二兵衛郷が干ばつで農作物の出来ない山鹿の為に私財を出し、三つの山を越えた川から水を引きました。一帯の農家の方々が潤った事、今も池の回りは市の皆様が整備してくださっている事、桜の木も沢山植林され、現在はグラウンドや公園もでき、益々見どころになってきている事―。この事業を思い立ち、実行に移し、もしも失敗であれば自決される覚悟で、白装束で臨んだそうです。 今のように工具も充分でない時代に、一心の願いが通じたのだと結婚して以来感謝と尊敬の念を抱きつつ参拝させてもらっています。また、行く度に議員さん、市長さん、水利組合の委員さんの日々の管理等のお陰と感謝しております。今年もたっぷりと水をたたえており、委員さんのお話では、充分農作物もでき、秋を迎える事ができるでしょうとのことでした。 神社の中で皆様とお弁当を頂き、お酒を酌み交わしー。毎年4月4日に一度お会いするのですが、心新たかにして戴き、大きな心をもち、先の人達へ何か残していける様な人に成りたいと思わされる一日でした。 神様になる程の人物であった祖先に深く感謝し、日常の生活に責任を持って頑張っていこうと親子で話し合った事です。 主人がよく口にすることですが、全てにおいて「継続は力なり」です。必ず小さな事、大きな事、やり出した以上は継続のみー。 心がけてゆくつもりです。皆様に愛される店作り!!                       by 清子