文月の御挨拶

暑中御見舞い申し上げます。7月です。 暑さと日射しが違ってきましたネ。私が子供の頃は、夕立の雨によく遭ったものです。学校帰りが多く、水浸しの姿で我が家へと急いだ事を思い出します。6月の梅雨明けの声を聞き、今年は早い事だと感心していましたが―。どっこい、6月末よりこの処、どしゃ降りの雨足で油断が出来ません。折り畳みの傘が離されませんネ。この雨で喜ばしい事では、今年のプランター植えのミニトマトが、幾分か実が大きく育ち、甘いし、皮もそれ程堅くなく、毎朝の摘みとりが楽しみです。6~7個は、赤・黄のトマトの収穫が出来ます。料理に使い切れず残った里芋を鉢植えにした処、これも立派に育ち、水々しい大きな葉をつけ、水滴を葉の上にコロコロと乗せており、なんとも懐かしいやら、嬉しいやらで…一人でみるのが惜しい気持ちでこのページに書いてみました。暑くて疲れ気味な時は、主人のブランデーを少しばかり拝借して干しブドウをコーヒーの空き瓶に漬けております。ガラスの器に小分けして摘まんでみたり、ホットケーキの中にいれてみたり・・・いろいろと楽しんでおります。あっ、それから、山椒の実を醤油・みりん・酒・砂糖で煮詰めて佃煮を作り、昆布、椎茸の佃煮の中にもこの山椒の実を入れて、口の中がピリピリとします。ですが、歯応えプチプチで、私好みのおつまみが出来、知人にもお裾分けをして食べてもらっております。 いつも食べる話題になりますが、毎日深刻な事ばかりが目・耳に入ってきますので、少しの時間、罪の無い、他愛ない話に花を咲かせております。今年の夏は、一日一日この暑さにめげず、工夫をして過ごしたいものです。皆様もお元気でお過ごしくださいませ。   観山荘別館が毎夏皆様へプレゼントをしている「手作りうちわ」が大人気です。 涼しさを呼んでおりますヨ By 女将 清子より