本日より11月です。 霜月の御挨拶
H23.11.1 「こよみ」通り、11月の声を聞くと、朝・夕冷え込みますネ。シャワー派の私も、10月25日頃よりお風呂派へと変身し、あまりに疲れた日は、夜のお風呂も大儀になり朝風呂に代わります。本日は北海道の登別温泉の素を入れ、早起きをしてゆっくりと入りました。爽やかな気分で朝食の用意をし、仕事がテキパキと出来、満足です。ここの処、夜片付け等をしていると、暖が恋しくなります―。「暑さも寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだと母が話をしていた事を思い出しました。日暮れもこの時を境に早くなり、淋しさを何となく感じる気配がします。店前の銀杏の樹は、まだ緑を残し、葉をフサフサとつけていますが、間もなく街路を黄色で埋め尽くすことでしょう。そうなると鍋物が恋しく、献立にも度々出る様になります。大根もまだいまいちといった感で、やはり寒くなった時の方が甘味が出て、3㎝厚さの飴色の煮物・・・ 思っただけで食欲がでます。今年も姉に頼んで新米を買いました。まずそのままの白飯で、次は寿司飯、炊き込み御飯、木の子御飯・・・と楽しみが続きます。本当に美味しくて困ります。温かくしても美味しく、冷えても美味しい。肥える元です。パン好き、麺類好きの私ですから、御飯茶碗を小さめに換えて食べています。先日、店頭で小さな茄子 ― 実がぎゅーっと詰まったパリパリ張り、きれいな紫色(ナス紺色)-を見つけたので、早速多めに買い、辛子漬けを作りました。ツーンと鼻に辛子がきますが、その後から甘いジューシーな汁が口一杯に広がり、この時季の漬物です。 皆さんも召し上がってみてください。茄子の皮がはりはりして、これも又食欲増進です。 小さな声で申します。美味しい物はその時季に思いっきり食べたいですネ―。 by 女将 清子より