新樹の季節を迎えて

5月の風が爽やかですね。
私は4月末より床漬けの床の手入れを始めています。
山椒の実がぼちぼち出回り始め、しっかり床に入れ、
塩漬け・甘辛煮で保存用もしっかり造り、1年間使いまわしをして楽しみます。
床漬けは、冬の間、塩を振って休んでいるお宅も多いことでしょう。
これから益々活躍し、美味しい漬物がお膳に大盛りで出ます。
 蕪から始まり、大根は一日干してみると甘味と歯ごたえが出て、
漬け込むと一段と箸が進みます。
刻み生姜、きり胡麻、かつお節、柚子の刻み‥を混ぜ込むとたまりません―。
味がアップしますヨ。
みょうが、胡瓜、茄子、キャベツ、人参、昆布、コンニャク、ピーマン等‥きりがない程、
食材が考えられますね。
話が戻りますが、床漬けの中に大豆やビールを入れると、
床に甘みが加わり、香りも一層よくなりますヨ。
山椒の実の塩漬けも、なめ味噌の中・昆布と椎茸の佃煮・
ふきの佃煮・ちりめんいりこの佃煮・青魚の煮物としっかり相性がよく、
作っておかれると年間を通して便利です。
また、美味しいといえば、よもぎも旬ですね。
我が家の庭に芽を出したよもぎを摘み、
団子を作り、きなこ・小倉餡でまぶして食すのも、季節感が抜群です。
皆様も楽しんでみて下さいね。