11月のお品書き2012年11月28日

 11月号 いつも書き出しは同じになりますが、今月も駆け込みで書かせて頂きます。当社ではすでに忘年会が始まり、早くもあとわずかで月末を迎えようとしております。12月を師走と異称で言いますが、私共はすでに小走りで毎日を過ごしている有様です。なんとなく、ソワソワと忙しげに立ち振舞っております。あまりの冷え込みも無く、比較的働きやすい天候で今の所は毎日を楽しく声を掛け合って頑張っております。 11月22日の「いい夫婦の日」に、新聞の天声人語に載っていた記事に目が止まりました。「目利きの夫と目利きの出来ない妻・・・」思い当たることも有り、ニタッと微笑みながら読ませて頂きました。若い時は気にもしないで過ごしましたが、この歳になると、自然とその話題の記事に目がゆきます。私達夫婦も44年目に入り、感慨深い物を感じました。子育てや毎日の生活と仕事があり、「あっ」という間の如くと言いたいですが、思い起こせば、結婚して未経験の事ばかりにぶつかり、楽しい事、嬉しい事、涙を流す様な事・・・いろいろ経験をして、今があります。振り返ると、しっかりと足を踏ん張り頑張ってきた、そして充実した中身のつまった人生(生活)でした。「いい夫婦」でいられるのも、家族に恵まれ、又、健康で共に仕事が出来、いい時も悪い時も前に進む事を同じ目標としてこれた事だと、つくづく感謝の一言です。これからも、片目をつぶってあげる事や、つぶってもらう事も度々でしょうが、お互いを必要として相手の為に何かをしてあげたいと思う心を忘れずに穏やかに過ごしたいと願っております。 庭の様子や料理の事も書きたいのですが、又電話が鳴って私を呼んでおります。じゃあ、また書かせてくださいネ!来週は寒くなるそうですね(ニュースでそう出ていました)、お身体を大切に―。    By 女将 清子より