2026年01月27日
カクテルの話 「サイドカー」
カクテルの話 「サイドカー」
琥珀色にきらめくカクテルといえば、「サイドカー」。
ブランデーにホワイトキュラソー、
そしてフレッシュなレモン果汁を合わせたショートカクテル。
ブランデーベースの重厚さを想像すると、
意外なほどキリッとした酸味に、少し驚かされます。
甘さと辛さ、その境目を走るような味わいです。
サイドカーという名前の由来は、
第一次世界大戦後のパリにあると言われています。
オートバイのサイドカーに乗って
バーに通っていた将校のために作られた──
そんな粋なエピソードが、このカクテルに似合います。
舞台は、パリのリッツ・ホテル、
あるいはハリーズ・ニューヨーク・バー。
いくつもの説が語られるのも、この一杯の魅力でしょう。
ハードボイルドで、どこかロマンチックなカクテル。
今宵は、サイドカーを。
「バー・イムリ」で、お待ちしています。




