日本料理のことば
日本料理には伝統的な「ことば」があります。
意味を知っておくと食べる楽しみも増えると思いますので、
これから少しずつブログで、その「ことば」を紹介していきます。
ではでは、弥生献立の中からピックアップ。
(1万5千円コース)から、「旨煮」とは。
二種類以上の魚介、肉類、野菜などを取り合わせて煮出汁、醤油
みりんなどで濃い目に煮上げたものの総称のことです。
(1万円コース)から、「白煮」とは。
白い素材の蓮根、うど、イカなどを色をつけずに煮ることです。
白醤油や淡口醤油を少々使うときもあります。
(7千円コース)から、「真砂」とは。
細かい砂の意味。転じてそれを思わせる料理につける名前です。
(7千円コース)から、「黄金煮」とは。
淡泊な魚介類や鶏肉に片栗粉をつけ、さらに卵黄をつけて
煮立った甘辛い地(それぞれの用途に合わせて味付けした素地のこと)の中で
煮る煮方のことです。
メニューはこちらをご覧ください。
https://www.kanzan.net/sakurazaka/menu/index.php
お食い初めってなあに
「最近お食い初めで桜坂を使ってくださる
お客様が増えてきた」と友人に話したら、
お食い初めってなあに、と聞かれました。
ではでは、そんな方のために
ご紹介します。
お食い初めとは、「御百日祝い」とも呼ばれる
赤ちゃんの生後100日目から、120日目の間に
行われるお祝いの儀式なんです。
個人差はありますが、赤ちゃんが生まれて100日目を
過ぎると、乳歯が生え始める時期に差し掛かるんですよね。
それで母乳(ミルクの人もいますね)以外の食べ物を
「これから、食べることに困らないようにね」という願いを
込めて、赤ちゃんに食事をさせる真似をするのが、
お食い初めとういわけです。
桜坂では、心を込めてお食い初めの儀式を
させていただています。
料亭でのお食い初めは縁起がいい、と喜んで
くださったお客様もいて、スタッフ一同大喜びでした。
お食い初め、いい風習ですよね。
お子様の大切なお祝い