お歳暮の由来は?
そろそろお歳暮の季節がやってきました。
そこで由来を調べてみました。
お歳暮は、年越しの「御霊祭」(みたままつり)で塩鮭、するめ、数の子、塩ぶり、魚介類の干物などを祖先の霊に供えた名残りで、こうした供物を嫁いだ娘や分家の者が本家に持ち寄ったことに始まる
そうです。
その後、年末に帰省できない子どもや遠方に住む親戚が、祖先の霊や年神様(新年の神様のこと)に供える供物を本家に贈るようになり、やがて、日頃お世話になっている親類や上司などにも贈られるようになったということです。
もともと「歳暮」は年の暮れを意味する言葉ですが、こうした年末の贈り物の呼び名として定着していったのです。
観山荘では、お歳暮にふさわしい明太子をご用意しています。
どうぞ大切な方への贈り物に、観山荘の明太子をお選びください。
写真は本味250g 3888円(税込)です。
詳しくはこちらをご覧ください。
霜月献立より、「料理のことば」
料理のことばシリーズ、11月の献立よりご紹介します。
1万5千円コースより、「車海老と小松菜の乾酪和え」
かんらくと読むんですが、チーズのことです。
チーズは乳を保存し運びやすいということで開発された
といわれているんですが、水分を抜いているので、乾の
文字が使われました。
ちなみに日本では飛鳥時代からチーズが作られていたそうです。
最高級品という意味の「醍醐味」の「醍醐」がチーズのことを
指していて、仏教では酪農における5段階の味の最終形態を
醍醐味としていました。
1万5千円コースより、「甘鯛酒蒸し(東寺餡)」
東寺は湯葉の事、京都では東寺揚げや東寺巻き等、東寺という
名前がつく物には湯葉が使われています。
昔、東寺で湯葉が作られていたことや東寺の回りに湯葉屋さん
が多かった事が由来しているそうです。
1万5千円コースより、「和牛ヒレステーキ(ジャポネソース)」
数種類の野菜をふんだんに使い、醤油と生姜で味を整えて作り上
げた特製ソースのことです。
1万円コースより、「ずわい蟹共和え」
魚の身・アワビの身などを、その肝や腸を衣として和えた
ものです。
1万円コースより、「蕪の射込み(菊花餡)」
射込みとは、調理材料の中をくりぬいて他の材料を詰める
ことです。
菊花餡とは食用菊を散らした餡のことです。
日本料理では、寒くなると餡をかける仕事が増えます。
これは料理を冷めにくくするための工夫で、日本料理のおも
てなしです。
詳しいメニューこちらです。
https://www.kanzan.net/sakurazaka/menu/index.php