観山寄席「三遊亭竜楽」
おかげさまで第十一回目となります恒例の観山寄席を来たる7月25日19:00~開催いたします。
今回は、今年惜しくも現役引退を表明したあの三遊亭円楽師匠の愛弟子でもあります「三遊亭竜楽」さんが昨年に引き続き再び登場です。
前回の独演会でも迫真の口演を披露していただき、舞台袖から見ていた私もその迫力に圧倒されてしまいました。
独演会後のお食事の席でお客様に書いていただくアンケートでも「ついに円楽を超えた!」という意見もあったほどです。
まさに「鬼気迫る」という言葉にふさわしい素晴らしい高座でありました。
その竜楽師匠に今回は夏ということもあって怪談の名作でもある「牡丹燈籠」を一席設けていただきます。
「牡丹燈籠」といえば、私が「今まで観た中で数少ない本気で泣ける映画」の内の1本「異人たちとの夏」にこの話を基にしたエピソードが含まれています。(微妙に話の筋は変えられてはいますが)
最近、あの「転校生」を本人がリメイクするということで話題になっている大林宣彦監督の88年の作品で、どのくらい泣けるかと言うと「ほたるの墓」を観ても泣かない私が泣くのです。
だから、人に「何か、泣ける映画知らない?」と訊かれてこの映画を勧めても5割くらいの確率で「泣けんかった」とか「最後の方でドン引きだった」と
か言われます・・・。まぁ、ドン引きなのはいきなりホラー映画みたくなるシーンがあるからなんですけど(後年、大林監督自身もこの話の部分は余計だったと
認めているらしいです。)
つまり、私は他人と涙腺の弱点が違うのではないかと思うフシもあります。
でも興味のある方は是非観てください、とても切ない気持ちになります。
怪談とは一般的には怖い話と思われています。
確かにそれは間違いではありません。
ただ、それと同時にとても切ない話でもあるのです。
竜楽師匠の「牡丹燈籠」は果たして怖いのか、それとも切ないのか、それは当日のお楽しみ。
皆様のご来場心よりお待ち致しております。
文月の献立
梅雨真っ只中、全開でジメジメしていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は昼過ぎからお天気も回復し、夕方ちょっと玄関から外に出た瞬間「ここは、大浴場かーい!」と思わず突っ込んでみたくなるほどのミストサウナ状態。
気温はそれほどでもないんですがとにかく湿度が高い、高い。
この湿度の高さは必要なんでしょうか?
これさえなければ日本の夏もかなり過ごしやすくなると思うんですが。
日本の国土のあらゆる所に「水とりゾウさん」を敷き詰めたらはたして何リットルの水が取れるんだろう?というしょうもない妄想をこの時期毎年抱いてしまうのは私だけでしょうか?
福岡市では数年前に水不足解消のために巨額の費用を投じて海水を真水に換える装置を導入したという話を先日TVで見ましたが、巨大な「水とりゾウさん」じゃダメなんですかね。
ダメですよね、やっぱり、スミマセン・・・。
話は突然変わりますが、先日とても珍しい光景を目にしたので紹介します。
とりあえず写真を・・・。
んっ!何かお気づきでしょうか?
では倍率ドンっ!
さらに倍!
6月なのに紅葉してます!しかも、一部分だけ。
どうやらこの枝、ちょっと折れている様子でこの枝の部分だけ紅くなったようです。
しか~し!まだまだ、梅雨が明ければ夏本番!
夏バテしないためにも食は旺盛でなければなりません。
桜坂観山荘では7月も皆様の食欲を刺激する献立でおもてなし致します。
7月のおすすめ 「七夕懐石」 7,350円(税込み・サ別)
先付 自家製笹豆腐
小鉢 ダーツ芋利休煮
鰻ざく金糸巻き
吸物 ふくさ鶏ミンチ清汁仕立て
刺身 鱧湯引き、中トロ、鯒の盛り合わせ
焼物 鱸香草焼
蓋物 千両茄子黒田楽
油物 鱚香り揚げと車海老鬼瓦揚げ
酢物 薩摩黒豚とモロヘイヤの土佐揚げ
食事 蓮根御飯
留椀 オクラと葱の味噌汁
果物 マンゴーシャーベット、西瓜
※仕入れの関係で若干の変更があることがございます。
モダンな和の室礼の中、日本の夕涼みをご満喫ください。
ブライダルフェアーのお知らせ
参加ご希望の方はお電話またはメールにて受付しております。
TEL 092-721-5588
E-MAIL kanzan-sakurazaka@fork.ocn.ne.jp
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皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。