お彼岸とは
連休の真ん中、久しぶりのいいお天気になりましたね。
お彼岸でお墓まいりに行ってる方も多いと思うんですが
そもそもこの「彼岸」というのはなんだったんだろうと
考えたら、「あれ、知らない」という言葉しか出なかったので
調べてみました。
そもそも「彼岸」とは仏教用語だそうです。
サンスクリット語のパーラーミター(波羅蜜多)が語源と
されており、パーラーミターとは到彼岸、つまり煩悩や
悩みを越えて到達する悟りの境地をいうんだそうです。
ちなみにお彼岸にお墓参りをする習慣は日本だけのもので、
種を撒く春や収穫の季節、秋に五穀豊穣や安全を山や祖先に
祈願する日本の習わしから、春分・秋分の日に先祖を供養
するのが良いと考えられるようになったとされています。
日本人ならではのこんな風習をいつまでも残していきたい
ものですね。
3月の献立より、料理のことば
3月の献立より、料理のことば
恒例、料理のことばシリーズ。3月の献立より、ご紹介します。
1万5千円コースより、車海老葛打ち清汁仕立てとは。
材料に葛粉をつけて茹でることです。
葛粉をまとわせる事で、たんなる湯引きや下煮とは
異なるなめらかな食感を持たせられると同時に、材料の旨味を封じ込めることができます。
同コースより、合馬筍土佐煮とは。
カツオ節の旨味と醤油の辛味を出した煮物のことです。
土佐(高知県)はカツオ節の産地として有名なので、「土佐」の名称は「かつお節」の代名詞となっています。
カツオ節を利用する調味料、料理の献立名にもこの名称をつけます。
同コースより、蓬麩と三つ葉の赤出汁とは。
ヨモギを入れた麩のことです。生麩は懐石料理や精進料理にはかかせぬ材料で、もち麩にさまざまな材料を加えて成形し、蒸したり、ゆでたりしてつくります。
1万円コースより、焼雲子白味噌仕立てとは。
くもこは真鯛の白子のことです。
その姿からこの名がついたといわれています。
同コースより、いとより白煮とは。
漢字では、糸撚魚と書きます。
天然真鯛の赤色をもっと薄くしたような淡い桃色に黄色と白の帯びが縦に走る、優美で気品のある魚。
鯛に劣らぬあっさりとした白身の高級魚で、関西では真鯛のかわりに祝いの膳に使われるほどです。
同コースより、合馬筍射込み焼とは。
食材をくり抜いて筒状するか、包丁をして中空の袋状にし、その中に詰め物をする料理法です。
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