霞と霧の違い、わかりますか?
2月の下旬は、七十二候でいえば五候、「霞始めてたなびく(かすみ はじめてたなびく)」です。これは、霞は、霧や靄(もや)の事で、遠くの景色がぼやけている現象をさしています。
ところで皆さんは、霞と霧の違いってわかりますか?
私も知人に聞かれ答えられなかったので、調べてみました。
実はこれ同じ現象なんだそうです。
古くから人々は、春のものは「霞」、秋のものは「霧」と発生する時期によって呼び名を変え区別していたのです。
さて五候を過ぎればいよいよ春です。観山荘の春といえばまずは桃の節句です。毎年多くのお客様が当荘で「桃の節句プラン」をご利用していただいています。
桃の節句にちなんだ散らし寿司やこの季節ならではの新鮮な魚介類と春の山菜を使用しております。
特典として「お子様お料理(お一人様分)節句膳と雛ロール」、「お祝敷紙と手形色紙」をお付けしています。
どうぞ桃の節句のお祝いは観山荘にお越しください。
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如月コースより、料理のことば
2月のメニューより、気になる料理のことばをご紹介します。
1万5千円コースより、ずわい蟹と芹の雪花和えとは。
煎ったおからで魚介や野菜を和えたもので、別名「卯の花和え」
とも呼ばれています。
同コースより、蕾菜スモークサーモン巻きとは。
つぼみな(蕾菜)は、アブラナの一種で、からし菜の変種とされています。福岡県で品種開発され、平成19年から市場での販売が始まった新しい野菜です。
同コースより、エシャレット利久揚げとは。
材料にごまをまぶして揚げた料理のことです。千利休がごまを用いた料理を好んだとされることから、ごまを用いた料理をこう呼ぶようになったといわれています。
同コースより、こごみ土佐和えとは。
かつお節を使った和え物のこと。高知県(土佐)はカツオの産地と
いうところから、この名がついたそうです。
ちなみにこごみ(屈)は、新芽を食べる山菜ですが、芽が出てくる様が、人が前かがみに縮こまっているように見えるところから付けられたようです。
5千円コースより、穴子真丈酒粕仕立てとは。
魚などをすりつぶし、山芋などをくわえて調味して揚げたり茹でたりした練り物のことです。「しんじょ」と呼びます。
同コースより、蕪射込み(うぐいす餡)とは。
調理材料の中をくりぬいて,他の材料を詰めることです。
ちなみにうぐいす餡は、青エンドウを茹でたものを潰して、砂糖または蜜で甘い味をつけた緑色の漉し餡のことです。
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