粋な日本語講座 其の一 (其の二は無いと思う・・・)
♪ 夕陽赤ーくー 地平の果ーてー 今日も沈ーみー 時は逝くー
今日の夕方、久しぶりに見る沈みゆく赤い夕陽を眺めながら雄三ばりのクルーナー唄法で歌い上げた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ここ数日は天気は良いけど風は冷たいという暖かいんだか、寒いんだかよう分からんという日が続きますが風邪などひかれていませんか。
さて、今日はかなり久々にちょっとだけ日常生活の中で役に立つお話をしたいと思います。
ホントに久し振りだなあ・・・いつ以来だろう・・・ちゅうか役に立つ話なんかしたことあったっけ?(笑)
それは置いといて、皆さんはお食事に行かれたりお酒を飲みに行ったとき帰り際に
「おあいそして!」
と言っていませんか?
これ、実は大きな大間違いなんです。
おあいそ(お愛想)の本来の意味は諸説あるんですが、色々調べてみると
本来はお店の人が「愛想がなくてすいませんねえ」と言いながら客に勘定書を差し出していたのが始まりだと・・・
逆に客が「お愛想して」と言うと「こんな店愛想が尽きたからとっとと清算してくれやっ!」という意味になるそうです。
ただ、こういうふうに説明すると何かイマイチ面白くない・・・
なので僕が聞いた正しいお勘定時のやり取りは
客 「おーい!お勘定してー」
店主 「へーい!」 従業員にむかって 「おいっ!お愛想」
するとニコニコした従業員が 「ありがとうございやーす」
客 「何だオマエ金貰うときだけ愛想振りまきやがって(笑)」
従業員 「エヘヘっ」
客 「コーイツぅ」
以上、正しい「お愛想」の使い方講座でした。
正しい言葉の使い方も粋なオトナのたしなみかと・・・。