春のお彼岸
3月も半ばを迎え、すっかり春めいた陽気が続く今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日のお昼も晴天に恵まれ、昼間はとても暖かい1日だったのですが、黄砂のせいで当店自慢のお部屋からの眺めは今ひとつな感じでした。
この時期になると黄砂だけでなく、スギ花粉も大量に飛来してきて花粉症の人は大変ですね。
私も以前はアレルギー性鼻炎持ちだったのでそのつらさはよ~く解かります。
でも、私の場合は20代の前半に自然治癒してしまいました。子供のころから「小青竜湯」を呑んだりしてもまったく効果が無かったにもかかわらず・・・。
22歳のころ数ヶ月間、海外に行っていたこともあり、今でも半分は環境が変わったせいかなと思っていますがホントのところは私にもよく解かりません。
花粉症の方の中には実際に北海道に移住されたりする方もいるそうで(北海道には花粉が飛んで来ないらしい)・・・早く特効薬が開発されるといいですね。
さて話は変わってもうすぐ春のお彼岸ですが、皆様は「ぼたもち」と「おはぎ」の違いをご存知でしょうか?
実はこの二つ、呼び名が違うだけで同じものなんですね。
彼岸のお供え物として使用されるためその季節の花から春は「牡丹餅」、秋は「お萩」と一般的には呼ばれます。(一部地域では「こし餡」と「つぶ餡」の違いとか、中の米の状態で区別している所もあるようですが・・・)
えっ?そんな事は常識って?
そうですか、じゃあ夏と冬も違う呼び方があることをご存知でしょうか?
夏は「夜船」冬は「北窓」というのが正式な呼び名です、これは流石に知らなかったでしょう。
しかし、現在ではこの呼称はほとんど使用されておりません。和菓子屋さんなどでもほぼこういう名称で夏や冬にぼたもちを販売しているところは無いんじゃないかなぁ。
なのでこんな事知ってても大した自慢にもならないのですが、どんどん壊れてゆく日本語をもっと見つめなおして大事にしたほうがいいんじゃないですか。
日本語って自然や四季の描写など「侘・寂」の美意識を表現する美しい言語なのですから。
そういう私自身がちゃんとした日本語を使いこなせてないことにもかなり問題があるとは思いますが・・・。
というわけで、お彼岸には多くの方がご法事の席をお考えのことと思います。
桜坂観山荘ではご法事のお席のご予約も随時承っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
(週末は予約が込み合いますのでお早めにお申し込みください)
引き物としての自家製おみやげも多数取り揃えておりますので、お気軽にお電話にてお問い合わせください。
お土産に大好評 自家製桜かるかん 6個入り1,000円(税込み)