おせち料理Q&A
おせち料理について、Q&A形式でご紹介します。
Q1 おせちの始まりはいつ?
おせち(御節)の「節」とは、「節日」のことを指します。
「節日」とは、季節の変わり目にあたる祝日のことで、この
日に神に供え物をし、宴を開くという宮中行事で用いられて
いた料理のことです。
江戸時代後期に江戸の庶民が、この宮中行事を生活に取り入れ
始めたのをきっかけに、全国的におせち料理の風習が広まった
といわれています。
Q2 おせち料理”はいつ食べるのが正解?
元来は大晦日から元旦にかけての年越しにおいて食べるものであったとされます。
北海道・東北など一部の地方では歳迎えの儀として大晦日に食べる風習が残っているそうです。
神様へのお供え物として作り、大晦日にお供えをする。
年があけると家族全員で神様からのおさがりを頂くと考えられて来ました。
Q3 おとそを飲む順番は誰から?
おとそは「お屠蘇」と書くように、とそ=悪鬼を屠り、死者を蘇らせるという意味
年の若い者から順番に飲むことで、年少者の若さを年長者に受け渡す意味があるとされています。
……おせち料理にはいろんな物語があるんです。まだほかにもいろいろあるので、このブログでまた紹介したいと思います。
桜坂観山荘では10月1日より、おせち料理の予約を受け付けています。毎年おかげさまで早く売り切れますので、どうぞお早目のご予約をおすすめします。
写真は、観山荘料亭おせち三段重 <4人前> 35,000円(税別)です。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.kanzan.net/sakurazaka/osechi/
ふぐの季節、到来です!
いよいよふぐの季節がやってきました!食べごろは「秋の彼岸から
春の彼岸まで」といわれています。寒さが本格的になるとともにお
いしくなるのです。
ふぐは、エサとなる「ごかい」を見つける際、海底の砂を吹くこと
から、「吹く」が転じて「ふぐ」となったといわれています。
また河豚の肝は、大変な珍味として知られていますが、当たると
大変な毒に苦しめられてしまいます。
そこで大阪では、「ふぐも鉄砲も当たれば死ぬ」という洒落から、
ふぐのことを「てっぽう」と呼んだりします。
河豚の刺身を「てっさ」、ちり鍋を「てっちり」と呼ぶのは、この
「てっぽう」に由来しているそうです。
桜坂ではこの時期、「玄海産の天然とらふぐ」コースをご提供しています。
ふぐの味を極めるべく、様々な食材を試し、身のしまり、味わいとともに
群を抜いた逸品として、「玄海産の天然とらふぐ」にたどり着きました。
玄界灘、響灘の荒波にもまれたおかげで、歯ごたえ、甘みが格段に違う
「玄海産の天然ふぐ」の美味しさをぜひご堪能ください。
詳しくはこちら。
https://kanzan.net/sakurazaka/plan-info/781