赤米長者
一旦涼しくなったかと思いきや、今日のお昼はかなり気温も上昇し外にいるとかなり厳しい天候でしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
頻繁にブログを更新するようになってから、冒頭の挨拶文考えるのがちょっと苦痛です・・・。
でも今更、このスタイル変えるのも面倒くさいしなぁ・・・。
まぁいいや、それはともかくまだまだ昼間は暑いですね。
しかし、当店ではお客様に暦通りの季節を感じていただくために店内に飾るお花も秋のものに換えてはいるのですが先日、「おっ!今日は秋桜が挿してあるのね」と思ったのも束の間、半日で駄目になってました・・・。
さすがにこの暑さでは花も長持ちしませんねぇ、ということで花ではなくても秋を感じるものがコレっ!
そう、赤米の穂です。
実はですねぇ、僕は個人的に赤米の穂にはちょっとした思い出がありまして・・・。
もう10年以上前になりますが、僕がとある飲食店で店長をしていた時にそのお店でバイトをしていた大学生(男)の2人が「卒業旅行に車で九州一周してきまーす」と言い出したんですね。
そこで僕は何か餞別あげんといかんなーと思っていたところ、目の前にあったのが赤米の穂。
僕がおもむろにムンズっとその束を掴んで2人の前に差し出すと当然2人は?????・・・。
「何スかそれ?」という2人の問いに対しての僕の答えは・・・。
「これでわらしべ長者をしてこい!」
「・・・・・・うぉー!面白そーっ!!」
・・・そうこの2人は花見に行っても全然関係ない他の団体のところに「ちょっと裸漫才してきます!」といって全裸に帽子で前だけ隠して(オイオイ捕まるがな・・・)ホントに漫才をしに行くような気持ちのいい馬鹿(もちろん褒め言葉)2人だったんです・・・コイツらならヤルっ!という確信を瞬時に感じてしまったんですねぇ。
※因みに裸漫才をしに行った団体は殆ど女の子ばかりだったんですけどウケてました!夜中だったしね。僕等も遠目で爆笑!!(ネタにではなくその状況に)
「きっちり写真に記録を収めてこいよっ!」という僕の言葉をしっかり守り、赤米が醤油になり、馬の置物になったり、ポータブルテレビになったり等など・・・物々交換の遍歴の記念撮影を手土産に1週間後無事かえってきました。
本来なら出会うこともなかった人との出会いも含めて2人にとってはいい思い出になったのではないかと思います。
さて、赤米が最終的に何になって帰ってきたかというと何故か車のバッテリーに・・・。
長者への道は遠く険しい・・・。