2016年06月06日
6月の献立より、料理のことば
知っておくとさらに美味しくなる
料理のことばをご紹介します。
1万5千円コースより、式部草豆田和えとは。
式部草は、別名金時草、水前寺菜と呼ばれるものです。
ビタミンB2、ビタミンA、鉄分、マグネシウムなどを多く含みます。
鉄分を多く含むことから「血の薬」ともよばれ、貧血などにも効果的です。
同コースより、鰻金紙巻きとは。
うす焼き玉子で巻いたものを指します。
同コースより、新丸十栂尾煮とは。
栂尾(とがのお)煮とは、さつま芋の砂糖煮のことです。
京都・栂尾の高山寺の精進料理だった
祇園にあった『栂尾』という料理屋が創案したなどといわれています。
同コースより、鮑東寺蒸しとは。
湯葉を蒸したもの。
京都の東寺で湯葉が作られていたことや東寺の回りに湯葉屋さんが多かった事に由来します。
同コースより、国産牛ヒレ金山寺味噌焼とは。
和歌山県湯浅地方名産の味噌のことです。
金山寺というお寺で作られたところからこの名が付きました。