ぼくの伯父さん Mon Oncle
春なのに春なのにため息またひとつ・・・あっ!違った、春なのに朝晩はまだまだ肌寒い日が続く今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。
こういう気候が続くと冬用のアウターやニットをクリーニングに出すタイミングをためらってしまいますね。
でもあと1週間もすると「暑ーい」とか言ってそうな気もするんですけどね。
本日、4月20日は「女子大の日」(日本で女子大が開学した日)らしいんですけど本当はそんなことどうでもよくってですね、実は今日は細野晴臣さんのニューアルバム「HoSoNoVa」の発売日なんですね。
ちょっと前のブログで大滝さんの話をしたので今日は細野さんのお話。
僕が細野さんの音楽に初めて触れたのは小学4年の春休み。
何故そんなことをしっかり憶えてるのかというと僕のハジレコ(初めて自分の意思とお金で買ったレコード)がイエロー・マジック・オーケストラの「テクノポリス」の7インチドーナツ盤シングルだったからです。
これは別に僕が特別早熟な子供だった訳ではなく、当時Y.M.Oの音楽に敏感に反応した多くは小学校高学年~中学生の子供達だったんですね。
後から解ったことなんですが僕よりも10歳位年上でリアルタイムにはっぴいえんどを聴いてた方々の多くはY.M.Oの音楽にあまり興味を示さなかったようです。
なのでY.M.O及びその周辺のコアなファンというのは昭和40~46年生まれの方がかなりの割合を占めるそうなのです。
で、細野さん個人の話に戻ると、はっきりいってこの人が居なければ現在のJ-POP(僕はこの言葉が嫌いなので普段は殆ど使わない)は全く違うものになっていたんじゃないかとも思えるほど日本の音楽産業に革新的な功績を残されています。
具体的な事を挙げると知ってる人には「何だ今更」的な話になるし、知らない人には「何のこっちゃサッパリ判らん」的な話になるのでここでは割愛させていただきます。
何せキャリアも長い方なので物凄ーーーく長い話になってしまうので・・・。
敢えて一言で云うと「とにかく凄い人」なんですよ。
今回の新作は「HOSONO HOUSE」以来実に38年振りの全編ボーカルアルバム。
細野さんのボーカルは決して上手い訳ではないんですがとても味があります。
不思議と心地良くなるんですね。
暫く僕の車のBGMは「HoSoNoVa」がエンドレスで流れることになりそう・・・。
CDのブックレット見たら色んな写真に混ざってカメラ目線で真面目な顔して鼻に煙草を突っ込んでいる細野さん・・・。
これね、実は僕もよくやってたんですよ(笑)
どうしてもカメラを向けられるとついつい・・・。
こういうセンスまで実は気付かないウチに擦り込まれていたのかもしれないなあ・・・恐ろしい人だ(笑)
そんな細野さん今年で64歳、いつまでも茶目っ気たっぷりのオジサンでいて欲しいものです。
やっぱり憧れるなあ、こういうオジサン。
昔は60過ぎたらおじいちゃんっていうイメージでしたけど今や60代は当店のお客様の多くもそうなんですけど完全にオジサンですね。
僕も素敵なオジサンになれるよう頑張ろーっと、人生まだ折り返し地点、まだまだヒヨっこっスね!