だまされてリビエラ
先日、「振り込め詐欺」や「オレオレ詐欺」に代わる新名称として「母さん助けて詐欺」というのが採用されたらしい今日この頃でもなくちょっと前の出来事なんですけど皆様いかがお過ごしでしょうか。
色々と呼び方を代えたところでどうせイタチごっこなんだろうなあと僕なんかは思うんですけど、最近の手口を世に広く知らせるという意味ではしないよりはしたほうがいいんじゃないかとも思います。
詐欺を企てる人っていうのは馬鹿じゃないんです。
どちらかというと頭は良いほうだと思われます。
最近の手口は本当に巧妙になってきているようで、その手口の一部始終がネットやブログでも公開されているんですけど
確かにこりゃ引っ掛かるかもしれないなあ
と思うほどよく練られた筋書きになってます。
特に自分は大丈夫と思っている人ほど騙されやすいような心理作戦で攻めてきますからね。
それに比べたら昔の詐欺は可愛いモンでしたよ。
一時、「架空請求詐欺」っていうのが流行ってましたけど僕の携帯にも一度電話が掛かってきた事があります。
もう7~8年前のことになりますが出勤前の朝、知らない電話番号から電話が掛かってきて普段なら出ないんですがその日は何故か出ちゃったんですね。すると
「もしもしお客様が先日利用した『〇×△※』(名称は当然憶えていない)というアダルトサイトの利用料金が未納となっておりまして、延滞金とあわせてウン万ウン千円(これも憶えてない)となっております。」
だって。
そんなの思い当たるフシなんか目茶苦茶ありますよ(笑)
ありすぎてどのサイトの事だか分からない位一杯ありますよ(笑)
健康な成人男性なら至極当然のことでしょ(キッパリ)
でもねわざわざ個人情報(メルアドだけだとしても)登録してまでアダルトサイト見るほど僕は馬鹿じゃありません。
ましてや携帯の番号なんて分かる筈もないんです。
一発で振り込め詐欺だなと判断した僕は通話状態のまま携帯をダイニングテーブルの上に置きそのまま洗面所で歯磨きしました。
歯磨きを終え戻ってくると
「聞いてんのかおるああああああっ!!」
と威勢の良い怒号が漏れ聞こえてくるではありませんか。
なので僕は
「まだ独り言喋ってたんだ、大変だね(プッ)」
と労いの言葉とともに穏やかに携帯の終話ボタンをポチッと押してあげました(笑)
案の定その業者からは二度と掛かってきませんでしたよ。
まあ詐欺業者に対してはその位図太い根性で対峙しなきゃいけません。
でも最近の詐欺は沈着冷静で取り乱すこともありませんし、もうオスカー像獲得できるくらいの演技力で迫ってくるみたいですからね。
ですからご親族から非日常的な内容の電話を貰った時は電話の相手が携帯を忘れたとか充電が切れて同僚又は友人の携帯から掛けていると言っても電話を切った後に必ず本人の携帯に電話してみてください。
それだけでかなりの確立で詐欺は未然に防げる筈です。
ウチの職場にも詐欺ではありませんが色んな営業の電話が掛かってきます。
特にホームページのアクセスupとかいうネットサービス系のものはなかなか香ばしい(怪しい)ものが多くてたまたまそんな電話に出くわした時にちょっとワクワクしてしまう自分もどうかな?とは思っているんですけどね(笑)