父の日をもっとメジャーに!
今年の母の日は、5月10日。では父の日は?
この質問にさっと答えられる人は偉い!でも多くの方がうーんと
悩むんですよね。父の日は、毎年6月の第三日曜日、今年は6月
21日です。
でもどうして父の日は今ひとつメジャーになれないんでしょうか。
2013年のあるアンケート調査によると(人材派遣会社のインテリ
ジェンスが発行する求人情報誌「an」)、母の日」と「父の日」では
どちらが重要かとの問いに、「「母の日」の回答が19%で、「父の日」
は1%にとどまったそうです(笑)
「母の日」とした回答のうち「母の方が世話になっている」「母の方が
苦労してそう」との意見があったとのこと。
うーん、淋しい。
第一生命経済研究所が2005年に実施した調査「『父の日』の経済効果」
でも1825億円と、「母の日」の2377億円を大きく下回ってるんです。
うーん、悲しい。
そもそもこの父の日の由来は、1909年、アメリカ・ワシントン州に住む
ソノラ・スマート・ドッドという女性が、教会の牧師に彼女の父の誕生日
である6月に礼拝をお願いしたのが始まりと言われています。
軍人であった父が南北戦争に召集されると、母は女手一つで6人の兄弟を
育てていました。やがて戦争が終わり父が戻って来ると、過労がたたった
のか母は亡くなってしまいます。その後、父は一人で6人を育てますが、
その父も子供達が全員成人したのを見届けるようにして亡くなってしまい
ました。
ソノラは、当時すでに母の日があったことを受け「父に感謝する日が
あってもよいはずだ」と1910年に牧師教会に嘆願書を提出します。
すると、1916年には28代大統領ウッドロー・ウィルソンが父の日の演説
を行い、父の日が認知されるようになります。さらに、1966年になると
36代大統領リンドン・ジョンソンが、6月の第3日曜を父の日と定めたことにより、1972年に国の記念日として正式に制定されたのです。
ねぇ、いい話ですよね。
桜坂観山荘では母の日はもちろんですが、父の日をもっとお祝いして
欲しいと、6月は「父の日の特別コース」をご用意しています。
普段はなかなか言えない感謝の気持ちを、ぜひ、この機会に伝えてみて
ください。
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